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2017.11.28

生地もハンドルも全部オリジナルの自信作

coccaとMOONBATのコラボで生まれた傘のこと




coccaの定番アイテムのひとつに、オリジナルの傘があります。
テキスタイルはもちろんのこと、傘としてのフォルムやデザイン、使い勝手にまでこだわって作っており、
毎年楽しみにしてくれている方も多い人気のアイテムです。

coccaと一緒に傘を作ってくださっているのは、京都に本社を構えるムーンバット株式会社。明治18年に創業し、130年以上の歴史を誇るファッション雑貨メーカーです。元々は西陣織りの帯問屋として創業しましたが、
今は傘や帽子をはじめ、ストールやショール、スカーフなど、首まわりの装飾品も手がけていらっしゃいます。

お付き合いが始まった当初は、発注元とメーカーという関係でcoccaの生地を使った傘の製造をお願いしていましたが、徐々に「もっとオリジナリティのあるものを作りたい」と思うようになり、今のようなコラボレーションが始まりました。現在、MOONBATとのコラボレーションによる傘やレイングッズは、代官山のcoccaショップのほか、全国の百貨店でもお取り扱い頂いています。


オリジナル傘ができるまで




2〜3月に販売する傘の話し合いは、前年の4月に始まります。
まずは、coccaとMOONBATのメンバーが一緒になって、これまでの図案や資料を見たり、図案を描き下ろしたりしてデザインを固めます。その後、生地やハンドルを決めて、染めたり形を作ったりといった工程に入ります。

日傘と雨傘、柄や配色・フォルムの違いによって全体の印象も大きく変わるので、配色やデザインが決まってからが勝負。これまで紙で見ていたものを実際にプリントして、布のニュアンスや柄の位置などを確かめながら、何度も試作をしていきます。




とくにこだわっているのはハンドル。傘の個性が出る部分なので、生地との相性を見ながら、素材や形を厳選します。仮に同じ形のハンドルでも傘によって見た目の印象が大きく異なるのは、生地の色柄に合わせて最後の仕上げを変えているから。地道な作業ですが、お互いの感覚や技術を信頼し合っているからこそ、満足いくまで切磋琢磨できるのです。

また、使う方のストレスを軽減できる工夫を随所に施しています。例えば、ハンドルに付けた小さなリングは、
閉じた傘をまとめるためのもの。「傘の露先が人に当たりづらく、自分でも持ちやすいように」という配慮から生まれました。今では、このリングのデザインで傘を選ぶ方もいらっしゃいます。





雨傘は“2段折タイプ”が人気。開くと通常の長傘サイズですが、折りたたむとリュックやトートバッグに収まる
コンパクトサイズになるので、持ち運びに便利です。
また、日傘には遮光性や遮熱性の高い生地を採用しているので、差すと日陰ができてとても涼しく感じられます。

優れた機能を持つ生地でも、実際に作ると重すぎたり、せっかくのプリントが映えなかったりと、
苦労も多くあります。それだけに、製品化に向けた調整にはいつも苦戦しています。



好きな傘と長く付き合ってほしい




最近は傘修理のご依頼も急増しています。
強風で骨が折れたり、パーツがなくなってしまった傘は、ショップに持って来ていただければ、1本ずつ状態を見て修理をしてお返ししています。

ビニール傘が普及したことで使い捨ての印象が強くなってしまった傘ですが、一方で、素材にこだわり、優れた技術によって作られた傘は、丁寧にお手入れをすれば長くお使いいただけます。毎年こだわって作っている傘なので、修理しながら長く大切に使っていただけるのは、私たちにとっても嬉しいことです。




丈夫で使いやすく、オリジナリティあふれる傘は、今やcoccaの看板アイテム。パッと目を惹く斬新なテキスタイルデザインと、プロダクトとしての完成度、使い勝手と品質の良さは、まさにcoccaとMOONBATのコラボレーションだからこそ生まれたものです。お客様の中には、毎年1本ずつ買い足される方もいますし、長くお使いいただけるプレゼントとしてご購入される方も多くいらっしゃいます。

今は女性用が大多数ですが、今後は男性向け商品のコラボレーションも検討していきたいと思っています。
また、来シーズンは、coccaの良さを生かした総柄のビニール傘も新たに登場する予定。傘の種類によって、シルエットや生地、軽さなどの機能性も変えるなど、ただいま細かな調整を進めているところです。

coccaとMOONBATの自信作、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

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